近年は大規模な自然災害が少なくないため、防災用品への関心が高まっています。
災害時には冷静な判断がつきにくいもの。いざという時のための準備は日頃から整えておく必要があります。
最近注目されている防災用の折りたたみヘルメットについてまとめてみました。「私には必要ないかな」と思っていても、実際には何があるかわかりませんから、通常なら用意しておいたほうが安心です。
でも最低限だけで準備しておきたい場合、果たして必要かどうかです。
デスクに最適な折りたたみヘルメット
開くだけのワンアクションでヘルメットになる折り畳みヘルメット「BLOOM2 NO.101(トーヨーセーフティ)」。
折りたたんだ時の厚さはわずか45mmで、机の引き出しやビジネスバックに収納することができる超薄型サイズです。色はホワイト・グレー・オレンジ・ライムの4種。重量は約370g。
折りたたむと業界最薄になるヘルメット
折り畳んだ際の厚さが業界最薄の3.3センチの折り畳みヘルメット 「フラットメット TSC-10 Flatmet」(ミドリ安全)。ヘルメットらしからぬ斬新なデザインが注目されています。
色はホワイトとオレンジ。重量は430g。
子供用のフラットメットキッズも用意されています。
かぶると広がる収縮式ヘルメット
かぶるだけでヘルメットに早変わりする収縮式ヘルメット「オサメット(加賀産業)」。
収縮時はA4サイズで薄さ45mmとコンパクトに。色はホワイト・オレンジ・ブルーの3種。重量は約375g。
子供用のオサメットジュニアも。
カラーが選べる収縮式ヘルメット
カラーバリエーションが豊富でちょっとおしゃれな収縮式ヘルメットが「IZANO(DICプラスチック)」です。
収縮時の厚さは8センチと、他の折り畳みヘルメットと比べるとやや厚め。色はホワイト・オレンジ・グリーン・ブルー・ホワイト/オレンジライン・オレンジ/ホワイトラインの6種で、専用の収納バッグつき。重量は約450g。
防災頭巾タイプの折りたたみヘルメット
新時代の防災頭巾「タタメットズキン」。折りたたみヘルメット「タタメット」に取り外し可能なフードを装着したもので、首から肩周りにかけての防災ずきん部が火の粉や熱に対応するようになっています。
まとめ
折り畳み式ヘルメットはどれも防災用ヘルメットとして国家検定に合格しているものなので安心です。何といっても通常のヘルメットと違って収納がコンパクトなのがいいですね。ただでさえ防災グッズ一式というのは場所をとるものですから。
折りたたみ式のヘルメットなら、いざという時のために普段から備えておいても邪魔にならないのでおすすめです。
ただ、最低限だけで準備しておきたい場合は、必要かどうか悩むところです。
が、ヘルメットは避難時に命を守る重要な防災グッズです。
特に都会に住んでいて地震などで避難する場合は、まずあったほうが安心です。
住んでいる場所や環境によっても重要度は変わると思われるので、各自の状況で準備することになると思います。