【備える】防災グッズの全リスト一覧(携帯・持ち出し・備蓄)

初めて防災グッズを揃えておこうと思った場合、何がいるのか漠然とわかってもやはりリストはほしいもの。

一口で防災グッズと言っても、3段階に分かれます。できれば常に携帯しておいたほうがよいもの、避難するときに持ち出すもの、自宅避難するときの備蓄用と、状況を考えて準備する必要があります。

さらに避難といっても、地震で避難するのか、台風等で避難するのかによっても、必要なものは微妙に変わってきます。

今回の記事では、大きく防災グッズという観点から、3段階のリストを一覧にまとめました。

防災グッズの全リスト一覧・基本用品

:最低限必要なもの<厳選>
:基本的に必要なもの<基本>
△:あれば尚よいもの<充実>
◆:勤務先においておくもの

カテゴリー 品名 携帯 持出 備蓄
貴重品 現金・身分証・通帳等
飲料水・保存水
ウォーターバック・ポリタンク
非常食
おやつ(アメ・チョコレート等)
野菜ジュース
カセットコンロ・ボンベ
ラップフィルム
紙皿・紙コップ・割りばし等
アルミホイル
発熱剤
情報 スマートフォン
スマホ用バッテリー
充電ケーブル
手回し充電ラジオライト
予備の電池
イヤホン  
延長コード  
筆記用具(メモとペン)
装備 ヘルメット
笛・ホイッスル
軍手(厚手の手袋)
懐中電灯
ランタン
運動靴
リュック
道具 万能ナイフ(ツールナイフ)類
工具セット
ほうき・ちりとり
デッキブラシ
ロープ(10m)
衛星 マスク
ウェットティッシュ
トイレットペーパー・ティッシュペーパー
簡易トイレ
目隠しポンチョ
歯磨きシート・フロス(ハミガキセット)
水なしシャンプー
救急 救急用品セット
処方箋の控え(お薬手帳)
持病の薬・胃腸薬・便秘薬等
防寒 携帯用カイロ
アルミブランケット
エアーマット
寝袋
衣料品 上着・下着・靴下(替え用)
雨具(レインコート)
その他 タオル
バスタオル
簡易枕
耳栓・アイマスク
スリッパ
ジップロック
ビニール袋
洗濯パック
圧縮袋
ビニールシート類
ガムテープ(養生テープ)
油性マジック
ライター・マッチ
ローソク
安全ピン
ハンカチ(大判)・バンダナ・手ぬぐい
本などの娯楽

防災グッズの全リスト一覧・個別に検討するもの

基本用品のほかに、家庭・個人の状況に合わせて個別に検討したほうがよいものもあります。

カテゴリー 品名 携帯 持出 備蓄
眼鏡・コンタクトの予備
女性 生理用品
くし・ブラシ・鏡
化粧品
髪の毛をくくるゴム
高齢者 紙おむつ
介護用品
補聴器
入れ歯、洗浄剤
老眼鏡
高齢者用食品
赤ちゃん 粉ミルク、哺乳瓶、離乳食
清浄綿
紙おむつ

貴重品

持ち出し用に、現金・身分証(コピー)・通帳(コピー)・連絡先(紙に書いたもの)・家族写真等を準備しておきましょう。

基本的に、お財布や身分証の本物は普段から身近にあると思いますが、それ以外の備えです。

災害時はキャッシュレス決済などはほとんど使えず、現金なら対応してもらえたとの話も耳にします。公衆電話も10円玉があればかけられます。クレジットカード、銀行が復旧するまでの資産として現金を準備しておいたほうが安心です。

現金:10円玉等の小銭や1000円札も含め準備(財布の中以外のものなので、各自の状況に応じて不安のない金額を準備 ※非常用なので普段は手をつけないこと)
身分証:運転免許証や保険証のコピー
通帳:コピー
連絡先:紙に書いたもの
家族写真

これらを防水の袋にいれて、持ち出し用リュックに入れておけば、いざという時にわざわざ準備をする必要はありません。

飲料水・保存水

普段から、携帯用に飲料水を1本持っているように心掛けます。

持ち出し用の飲料水・保存水は500mlのペットボトルです。1人2~3本程度は準備します。

<飲料水・保存水のポイント>
市販のペットボトルは賞味期限がそれほど長くありません。ペットボトル容器の素材では、長期間置いておくと、未開封でも酸化や臭気の混入があります。
長期保存水をおすすめします。

備蓄用の飲料水・保存水としては、大人1人につき1日あたり3L、3日分の準備が必要と言われています。

成人男性が比較的安静にしていた時、1日あたり2.5Lの水分摂取(および排出)が必要といわれており、それに余裕を持たせた量で3Lと考えられます。

災害発生から72時間は人命救助が優先され、支援物資が届きにくい可能性があり、備蓄は3日間分が必要とされています。

これはあくまでも飲料水・保存水の話しです。

これ以外にも、生活用水として利用できるように、お風呂に水を張っておく等の対応は必要です。トイレは使えるが水が出ない時など、非常に役に立ちます。

ウォーターバック・ポリタンク

ウォーターバック・ポリタンクは、給水車がきた時に水を入れてもらうために準備します。

<持ち出し用ウォーターバック・ポリタンクのポイント>
できるだけかさばらないもの・コンパクトになるもの

備蓄用ウォーターバック・ポリタンクはプラスチックの大きなもので構いませんが、持ち出し用防災リュックに入れるものはコンパクトに折りたためるものが一番です。

非常食・おやつ・野菜ジュース

持ち出しは必要最小限で1日分を準備します。

<持ち出し用非常食のポイント>
軽くてかさばらないもの・安全なもの

ご飯やパン、余裕があれば少しおかずとおやつになります。避難先で体調が悪くなっても困るので、安全なものを選ぶようにします。

備蓄用は飲料水と同様に3日分程度を用意します。

少しの水でごはんが食べれるアルファ米や、缶詰パン、保存用ビスコ、保存用ヤマザキビスケット・ルヴァンなど、今はおいしい非常食がたくさんあります。保存食は炭水化物が中心となり栄養が偏りがちになるので、カゴメ野菜の保存食セットや野菜ジュースなども活用したいですね。

備蓄用にカップ麺を保管する場合は、保管場所に注意してください。高温多湿の環境下で保存すると品質の低下を早める可能性があり、においの強いものの近くに置いておくと、臭いが移ってしまうこともあります。物によっては身体に影響が出かねないので、保管場所には十分注意してください。

カセットコンロ・ボンベ

備蓄用に、カセットコンロとボンベを準備します。持ち出しすると荷物が多くなるので持ち出し用ではありません。

災害時、電気の復旧はわりと早いのですが、ガスは時間がかかります。

停電時でもカセットコンロとボンベがあれば、お湯を沸かして温かいものを食べることができます。

<備蓄用カセットコンロ・ボンベのポイント>
平常時に、どのくらいでボンベが済むかを試しておきましょう。

いざ災害が起こってしまうとボンベはあっという間に売れてしまいます。事前に準備しておきましょう。

ラップフィルム・紙皿・紙コップ・割りばし・アルミホイル等

できるだけ水は使わないようにしたいので、洗い物がでなくて済むように、紙皿の上にラップを敷いて使い、終わったらラップだけを捨てるようにします。

食器は洗うより使い捨てです。紙皿・紙コップ・割りばし・使い捨てスプーン等準備しておきます。

持ち出し用を考えた場合、折り紙タイプでかさばらないものもあります。

ラップは止血時に代用することもできるので、持っておきたい防災グッズの一つです。30cm幅のものだとかさばるので、22cmのものを準備します。1家庭に1本あればよいでしょう。

発熱剤

発熱剤は必須ではありません。

しかし、食事は温かいもののほうがおいしいです。避難先ではすぐに温かいものを食べれるわけではありません。余裕があれば、かさばるものではないので1つくらいは持っていきたいものです。

スマートフォン・バッテリー・充電ケーブル

今は情報収集もスマートフォンで行うことが非常に多いと思います。人によっては連絡先も全てスマホの中に・・・なんてこともあります。

スマートフォンの場合、重要なのはモバイルバッテリー。これは1つと言わず、いくつか準備しておいたほうがよいでしょう。

避難先が停電している可能性もあります。充電できる場合も、電源の奪い合いになるかもしれません。

充電ケーブルも必須です。

役所が充電場所を提供してくれる際にも、充電ケーブルは持参するようにとのことが多いです。

スマホがあるなら、常にモバイルバッテリーと充電ケーブルは携帯し、持ち出し用、備蓄用も含めて多めに考えておきましょう。

手回し充電ラジオライト

懐中電灯、ラジオ、スマホ・携帯電話充電機能もついた手回し充電ラジオライトが必要かどうかは、他の代用できるものの準備状況と、ラジオが必要かどうかという点から判断します。

ラジオ、スマホ・携帯電話充電機能がほしいようであれば、少なくとも家族に1台は準備しておきます。

<手回し充電ラジオライトのポイント>
・手回し充電型
・本体に蓄電できるもの
・多機能

手回し充電できて、かつ本体に蓄電できるものを選びましょう。太陽光充電もできれば尚よいですね。

予備の電池

予備の乾電池も持っておきましょう。できれば液漏れ防止のものがよいです。

サイズは、持ち出し用なら持ち出しグッズで使っているサイズのもの、備蓄用なら家で必要になりそうなサイズです。

<予備の乾電池のポイント>
自然放電するので、消費期限には注意しましょう

筆記用具(メモとペン)

筆記用具(メモとペン)は、日頃から携帯、持ち出し用グッズにも入れます。

案外必要だったという声が多いのが、筆記用具です。

ヘルメット

ヘルメットは飛んでくる枝や瓦礫、割れたガラスなどから頭を守るために必要です。

有事の際にはあったほうが安心です。

持ち出し用に入れて準備しておきたいので、できれば折り畳み式がかさばらずにベストですね。

笛・ホイッスル

ホイッスルは、一番重要アイテムと言われることもあります。

万が一地震などで下敷きになっても、ホイッスルを吹ければ、救助隊は音を頼りに救助に行けます。助かる確率も上がります。

かさばるものではないので、常日頃から携帯したいものです。

<笛・ホイッスルのポイント>
・小さくて音の大きいもの
・できれば普段から携帯

大人も子供も人数分あったほうがよいアイテムです。日頃から持ち歩けれるといいですね。

軍手(厚手の手袋)

軍手は飛散したガラスから手を守るために必要です。リュックの取り出しやすいところに入れておきます。

また寒さ対策にも利用できます。

懐中電灯

できれば携帯用に小さな懐中電灯を持ちましょう。スマホのライト機能もありますが、スマホのバッテリーはできるだけ温存したいもの。

小さなものを携帯しておけば、停電時も、出歩くときは懐中電灯、持ち出し用はランタンで対応できます。

ランタン

ランタンは持ち出し用には必須グッズです。4人家族なら2つ程度はほしいものです。

停電時は、手に持たず置いておけるランタンは重宝します。

自宅避難時にも、懐中電灯よりランタンのほうが明るくて便利です。

LEDランタンなら電池の持ちもよいので、防災グッズに最適です。

運動靴

日頃から運動靴で過ごしている人なら必要ありませんが、職場に運動靴は置いておきましょう。

万が一歩いて帰宅や避難することになった場合、歩きやすいものがベスト。

履きなれたものを1足職場においておけば安心です。

万能ナイフ(ツールナイフ)類

万能ナイフ(ツールナイフ)類は、あると便利です。

万能ナイフ(ツールナイフ)は製品によって付いている機能が違います。ナイフ、ハサミ、缶切り、ピンセット、ドライバーなど、自分で使いそう機能が付いているものを選びます。

多機能であればあるほど価格は高くなるので、ある程度のものが1つあればよいでしょう。

工具セット、ほうき・ちりとり、デッキブラシ、ロープ(10m)

備蓄用にあれば、というものです。

工具セット:のこぎり、ハンマーなど、あればちょっとした修理や事前対策に活用できます。
ほうき・ちりとり:ガラスや倒壊物の除去に役立ちます。
デッキブラシ:泥を掻き出す時に役立ちます。
ロープ(10m):救助や避難梯子の代用できます。

一軒家の方なら、普段からいろいろ持っていると思いますが、マンションの方は必要そうならという感じですね。

マスク

マスクは必須です。避難先での生活では、インフルエンザなど感染症予防にマスクは絶対に必用です。

携帯用にも、持ち出し用にも必ず入れておきましょう。

寒い時期には防寒にも役立ちます。

女性の場合、化粧をしていないノーメイク時でもマスクがあれば安心ですね。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュはノンアルコールのもので、体を拭けるように大きめのものがおすすめです。

顔を拭いたり、水が使えない時の手洗い用や体拭き用に使うこともできます。

トイレットペーパー・ティッシュペーパー

携帯用には小さなティッシュペーパーがおすすめですが、持ち出し用にはトイレットペーパーを準備しておきましょう。

そのままだとかさばるので、中の芯を抜いておきます。

(ただし、リュックのスペースとして余裕があるのであれば、芯を抜かずにそのまま入れることをおすすめします。本当に使うことになった場合に、芯があるほうが使いやすかったりします。)

ビニール袋に入れておけば濡れにくくなるので、さらに安心です。

簡易トイレ・目隠しポンチョ

避難所に行ってもトイレが好きな時に使えるとは限りません。仮設トイレが設置されるまでの間は大変です。

特に女性の場合は長蛇の列になりがち。高齢者の方も大変です。

普段と違う生活になると身体に負担がかかり、まずは便通が不規則になります。

簡易トイレを持っていれば、それだけでも安心材料です。

さらに、目隠しポンチョもあれば、簡易トイレを使う時の目隠しにもなります。

目隠しポンチョは着替えの時にも利用でき、プライバシーを守りにくい環境では重要なアイテムです。

専用の目隠しポンチョでなく、大きな透けない素材のビニール袋でも代用可能です。ただし、透けないかどうかは事前にチェックしておきましょう。

歯磨きシート・フロス

歯ブラシ&歯磨き粉よりも、歯磨きシート&フロスです。水を使わなくて済みます。

歯磨きシート&フロスの後にどうしても気持ち悪ければ、水を飲みましょう。水を飲むなら無駄ではありません。

避難先でも自宅避難でも、どの程度の水が利用できるかわかりません。水を無駄にしないような準備を心がけましょう。

水なしシャンプー

絶対必要なわけではありませんが、リフレッシュのために、家族で1本あればよいのではないでしょうか。

避難先ではなかなかお風呂に入れず不快感が出てきます。少しでも軽減できればというアイテムです。

救急用品セット

救急セットは持ち出し用リュックに入れておきたいものです。

中身は、絆創膏、ガーゼ、包帯、ピンセット、ミニハサミ、爪切り、綿棒です。

爪切りが救急セットに入っていない場合は、自分でプラスしておきましょう。基本的に必須ではありませんが、爪が割れやすい、かけやすい人など、人によっては欲しいアイテムです。

普段と違う力の入り方をして爪がかけたときなど、小さめのものが家族に一つあれば重宝します。

処方箋の控え(お薬手帳)・持病の薬・胃腸薬・便秘薬等

普段から薬を服用している人は、処方箋の控えを持ち出し用リュックに入れておきましょう。

準備する薬は人によって違います。

持病がある人で普段から服用している人は、日頃から携帯するようにしておきます。

それ以外の薬については、胃腸薬、便秘薬・整腸剤、頭痛薬、風邪薬、解熱剤、湿布薬、軟膏薬、目薬などを入れておきましょう。

携帯用カイロ

寒さ対策に携帯カイロはあったほうが便利です。

寒い時期は携帯用に1つ持ち歩き、持ち出し用リュックにも入れて利用しましょう。避難先では身体が冷えやすいので、持っていたほうが体調維持に役立ちます。

アルミブランケット

毛布だとかさばるので、薄くて軽くて暖かいアルミブランケットは必須です。1人1枚です。

避難先で毛布が配られるかどうか、数が足りるかどうかはわかりません。

寒さ対策として、絶対に必要です。持ち出しリュックに入れてもそれほど場所を取りません。

エアーマット

エアーマットは、昼は座布団の代わりに、夜は敷布団の代わりになります。特に寒い時期は、床から冷えます。避難先ではあったほうがよいアイテムです。

<エアーマットのポイント>
・破れにくいもの、膨らませやすいもの

あまり安いものを選んでしまうとすぐに破れて使い物にならなくなります。ある程度しっかりしたものを選びましょう。

寝袋

寝袋もあったほうがよい、持ち出しリュックに入れたいアイテムです。

<寝袋のポイント>
・軽量、小さいもの

保温性にすぐれた、コンパクトにできるものを選びましょう。

アウトドア用は大きくて荷物になります。これから購入するなら軽量でコンパクトなものを選択することをおすすめします。

上着・下着・靴下(替え用)

下着・靴下は1回分の替えだけを準備します。

基本的に、避難先には2日程度を想定しています。それより長くなるような場合には、替え1つあれば洗濯もできます。

上着はできるだけ着ていき、基本的に替えは準備しませんが、台風や大雨で避難する場合は濡れる可能性があるので、1回分の替えを準備します。

圧縮袋を利用していれておけば、そんなにかさばりません。

雨具(レインコート)

避難するときは、傘は邪魔になります。できるだけ両手は空けておきたいので、雨具は傘ではなくレインコートを準備します。

できればしっかりしたものがよいのですが、100均のものでもOKです。

タオル

タオルは薄めのかさばらないものを圧縮袋に入れて準備しておきます。1人最低でも1枚は持ち出し用リュックに入れておきます。入るなら2~3枚程度あったほうがよいでしょう。

台風や大雨の避難時は濡れた髪等を拭けます。暑ければ汗拭きに、寒ければマフラーの代わりにもなります。

耳栓・アイマスク

耳栓やアイマスクは避難先で、実は希望が多いアイテムです。

避難先では大勢の人がいます。自分も不安でどの程度寝られるかはわかりませんが、耳栓やアイマスクがあれば、周りの声や音を少しは軽減できます。

スリッパ

避難先にもよりますが、スリッパがあると便利です。

靴をずっと履いていると、案外疲れるものです。薄いものでよいので、携帯用のスリッパが一つあると重宝します。

ジップロック・ビニール袋

携帯用に小さめのビニール袋かジップロックを1枚入れておきます。

持ち出し用には、大小合わせて何枚か準備しておきます。プライバシーを考えて透けないものを選んでおきます。

準備するのはビニール袋でもジップロックでもよいのです。

仮に避難先に歩いて向かう時に雨が降っていたら、スマホはジップロックに入っていたほうが安全です。

避難先でおやつが少し残った場合なども、ジップロックに入れておけば衛生面で安心です。

ビニール袋は大きいものがあれば敷物にもできます。小さいものはゴミを入れたり、使い道はいろいろあります。

洗濯パック

必須ではありませんが、世の中には防災用の洗濯パックというものがあります。専用のビニール袋・洗剤・比較的少量の水を使って洗濯する商品です。

持ち出しリュックに余裕があれば入れますが無理をする必要はありません。

圧縮袋

持ち出し用リュックに荷物を積める際に、圧縮袋に入れたほうがかさばらなくて済みます。

衣類やタオルは圧縮袋がおすすめです。必須ではありません。

ビニールシート類

1軒家の人は、持っていたほうが無難です。万が一、家のどこかに応急処置が必要になった場合は必要になります。

ガムテープ(養生テープ)

手で切れるガムテープ(布テープ)は、備蓄用には必ずあったほうがよいグッズです。

ガラスの破片を取る時にも利用でき、また、油性マジックとのセットでメモに使用することも可能です。

ちょっと何かを留めたい場合にも、ガムテープを利用できます。

使い道はいろいろあるので、備蓄用には必須です。

持ち出し用リュックには、使って小さめのものがあれば入れたいところですが、どうしても必要なわけではありません。

油性マジック

ガムテープとセットで、油性マジックがあれば、メモに利用することはできますが、どうしても必要なわけではありません。

ライター・マッチ

必須ではありませんが、火を起こす必要が想定される場合はあったほうが便利です。

備蓄用にろうそくを準備するなら火をつけるためのライターやマッチがあったほうがよいと思いますが、ろうそくを特に準備しないのであれば、無理をすることはありません。

ローソク

備蓄用にローソクを準備する場合もあるかもしれませんが、LEDランタン等を複数個準備しているなら、ローソクは必要ないかもしれません。

安全ピン

あったら便利なグッズです。

ちょっと破れてしまったところを留めておいたり、タオルをくっつけたり。

ただ、絶対必要というわけではありません。

ハンカチ(大判)・バンダナ・手ぬぐい

タオルよりも手ぬぐいの方が汎用性があるという話もあります。何かを包んだり、防寒対策にも利用できます。

必須ではありませんが、かさばらないのでタオルの代わりに準備する手もあります。

個別に検討するもの

普段コンタクトをしたり、眼鏡をかけている人は、必ず予備のものを準備しておきましょう。

女性は、髪が長い人なら髪を留めるゴムなど、自分が必要になりそうなものを準備しておきます。

高齢者用にも、その人に見合った準備をしておきます。

赤ちゃんについても、しっかり準備しておく必要があります。

まとめ

防災グッズとして何が必要なのか、リストを見ると大分イメージがわきます。

揃え方は各個人によって状況が違います。それぞれに合ったものを準備しておきましょう。

近頃は天候は経験だけでは判断できない状況です。備えあれば憂いなしですよ。

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