防災セットに含まれることが多くなってきたエアーマット。固い床の上でも快適に寝られるということで注目されています。
非常災害時には避難所で寝泊りをすることもあるわけですが、硬くて冷たい床に毛布を敷いて寝ても、体が痛くてなかなか寝られず大変だという話を聞きます。
そういう時に防災グッズの簡易エアーマットは役に立つのでしょうか。最低限のものを準備するだけにしたい場合も必要かどうか。
いざという時に後悔したくないのでいろいろ調べてみました。
災害時の防災用エアーマットの評判
まずはSNSに挙がっている災害時のエアーマットの評判について見ていきましょう。
避難所はもとより、自宅避難であっても布団が使えない状況下では十分な睡眠も取れず、体調を崩す原因にもなります。実際にエアーマットが役に立っているか知りたいところです。
避難所に持っていったら役立ったものメモ
・寝袋の下に敷くエアマット(床超固い)
・ビニール袋(濡れた荷物をまとめられた)
・耳栓(結構騒音あり)
・タオル(濡れたものを拭けた)
・登山用雨具(身体が濡れなかった)
・ヘルメット(避難中安心感あった。)— ka92 (@ka92) October 13, 2019
エアーマットの実際
コスパ抜群と言われている防災セット「Shelter(シェルター)」に入っていたエアーマットがこちら。
体重250キロまでOKで、カンタン・軽量。付属のストローで空気を吹き込むだけです。
膨らませたときの長さは190センチ、幅が58センチ、厚みが50センチです。
膨らませるのにはそれなりに時間がかかります。ゆっくりやって5~6分というところでしょうか。あまり急ぐと酸欠になりますから注意しましょう。
実際に寝てみました。ふんわり感が心地よくて、なかなか快適です。床に直に寝転がるのと比べると格段に暖かく、身体に優しいのは間違いないと感じました。
エアーマットレス入りの防災セット
エアーマットレス入りのおすすめ防災セットは「Shelter」。コスパが良くて、内容も充実しています。
エアーマットレスの単体購入
エアーマットレスを単体で購入するならこちらがおすすめ。
まとめ
横に寝転んだ時に最低でも180cmの長さはほしいので、100均等で自分で用意するとなかなか難しいのが防災用のエアーマットではないでしょうか。
床からの寒さを防ぐ、座った時の硬さを防ぐ、この意味では他のものでも代用できそうです。圧縮袋に適当なものを入れて、とか、キャンプ用のマットなども代用品として考えられます。
が、問題はリュック内のスペース。自分で準備すると結構かさばってしまうことは明白。
実際に避難した人々の声で、「あってよかったもの」として必ずといっていいほど上がってくるので、防災用のエアーマットは準備したほうがよいでしょう。
できるだけコンパクトなものを準備してリュックに入れておきたいものですね。