【防災グッズ】保存水とミネラルウォーターの違いは?どちらを選択すべき?

【防災グッズ】と言えば、何はともあれ「水!」ではないでしょうか。

「水」というと、飲料水とトイレの水等について考える必要がありますが、まずは命をつなぐための「飲料水」。

【防災グッズ】の分野では「長期保存水」という言葉も耳にしますが、保存水とミネラルウォーターの違いは何なのでしょうか。

管理人は最低限の防災グッズ、無駄なく準備することを目指しています。

そこで備蓄用飲料水として保存水とミネラルウォーターについて検討してみました。

「保存水」とは?

「保存水」とは、長期間保存できる水のことです。

通常のミネラルウォーターの賞味期限が2年程度であるのに対し、「保存水」は5年、中には15年以上のものもあります。

水を長期間保存することができる理由は、その製造過程にあります。

製造時に高温殺菌処理を施し長期間の保存でも腐敗が起こらず飲料が可能なように作っているのが「保存水」です。

濾過した後に、何度も高温殺菌処理を行うことによって雑菌が繁殖しにくくなるということですね。(中には非加熱処理のものもあります。)

防災セットについてくるのは「長期保存水」になります。

「防災グッズを準備していたけれど、使おうとしたら賞味期限が切れていた・・・」

そんな話しも聞くようになり、今では備蓄用の飲料水=「保存水」が当たり前になっています。

保存水とミネラルウォーターの違いは

保存水とミネラルウォーターの違いは、
①賞味期限
②製造工程
ここが違う点になります。

保存水は体に悪いのか?

「長期保存水」と聞くと、防腐剤?といった心配もあるかもしれませんが、製造工程が違うだけで、防腐剤は入っていません。

特に身体に悪いと言われるようなものは入っていません。

(ちなみに純水、蒸留水は身体によい・悪いは両方の意見があるようです)

保存水の期限切れをどう防ぐか?

「長期保存水」といっても、賞味期限はあります。

5年、7年・・・

問題は「防災グッズを準備していたけれど、使おうとしたら賞味期限が切れていた・・・」という事態に陥ってしまうこと。

せっかく「長期保存水」を準備しても、使わなければ賞味期限はきてしまうかもしれません。

毎年「防災の日=9月1日」に行う等、年に1回は、保存食と合わせて点検するようにしましょう。

せっかく備えていても使えなければ意味はありません。

防災グッズ・飲料水、2Lと500mlはどちらを準備するほうがよい?

管理人は、防災グッズといってもできるだけ無駄なくを目指しています。

なので、防災グッズといってもできれば厳選しておきたい。

そこで、まず、長期保存水が必要かどうかを検討しました。

我が家の状況として
①500mlのミネラルウォーターのペットボトルを購入することがある
②田舎なので、水道水はそれほどカルキ臭もなく、そのまま使える
③コーヒーを自宅で入れて飲むことが多い

これらのことを考えると、わざわざ長期保存水を購入しなくても、ミネラルウォーターの運用だけでいけるのではないかと思い、保存水の購入を見送りました。

さらに2Lと500ml、コストパフォーマンスを考えれば2Lのみですが、我が家の場合、2Lと500mlの併用がよいと判断。

今は、2L×9本と500ml×36本を通信販売で購入して、減り具合を見ながら、どちらかを追加で購入し、我が家に必要な備蓄・18Lはキープするようにしています。

飲料水は1人1日3L×3日程度分の備蓄が必要と言われているので、結構な量になりますが・・・

まとめ

保存水とミネラルウォーター、違いはその製造過程による賞味期限です。保存水だからといって身体に悪いわけではありません。

ただ、保存水を購入して備蓄するかどうかは、その家庭の状況にもよると思います。

もし我が家の水道水のカルキ臭が気になるような環境だったら、ウォーターサーバーの導入も考えたでしょう。

子供が小さければ、ある程度の保存水も検討したかもしれません。

防災グッズは「最低限必要なもの+それぞれに必要なもの」という視点が必要です。

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